志音会オーケストラ定期演奏会のお知らせ

同窓生の皆様へ

「松本深志高校音楽部志音会オーケストラ」第6回定期演奏会を来る5月20日(日)に松本市音楽文化ホール(大ホール)で開催いたします。同窓生の皆様に多数ご来場いただきたくご案内します。

演奏曲目はベートーベン作曲交響曲第3番「英雄」ブラームス作曲「大学祝典序曲」シベリウス作曲「カレリア組曲」の3曲です。
「英雄」は第2楽章が有名な「葬送行進曲」となっておりますが、50年前に西穂高岳独標付近で落雷に撃たれ亡くなられた11名の皆さんを、講堂で行われた「学校葬」でお見送りした際に、音楽部弦楽班のOBが中心となって急遽編成した楽団で演奏した曲です。小生もその一員に加わっておりましたが、その時の記憶は鮮明に残っています。
「ブラームスの大学祝典序曲」は我々の受験時代に「大学受験ラジオ講座」の冒頭に流れていたあの有名なテーマで曲全体が構成されています。聞かれると「あの曲か」と郷愁に浸ることが出来ます。(但し高難易度の演奏テクニックを要求されます。)

「志音会オーケストラ」も発足13年目を迎え、合唱との合同演奏会と合わせて12回の演奏会(前回の演奏会は、創立140周年記念コンサート)を行ってきました。今回の演奏会はオーケストラ単独の演奏会となります。

オーケストラは13種類の楽器の集合体で、80名程度の奏者が必要となります(特に木管。金管、打楽器は、楽器種類と人数がほぼ決められています。)が、一定程度の演奏レベルを維持しようとすると、深志高校OBだけでは容易にメンバーを賄えません。若手のOBになかなか定着して貰えず、多くの賛助の方々に協力をお願いしているのが実情ですが、多くの首都圏からの参加者も含め、深志教育会館で毎月の練習を重ねて来ました。

指揮者の藤本淳也さんは「志音会オーケストラ」では8年振りとなりますが 前回演奏会で指揮をして頂いたベートーベンの「運命」は好演で、YouTubeで約百万回と大ヒットしております。またテレビ番組で冒頭部分が放映されることもあります。YouTubeで「志音会オーケストラ」と検索し、一度ご覧なって下さい。

同窓生の皆さんのご来場をお待ちしております。

志音会オーケストラ代表 等々力康友(15回)

チラシ<pdfファイル:1,827KB>