【第203号】コロナ禍のドイツから

 

今年の同窓会報を、娘に送ろうとしていたら、先方からメールが届いた。
「ドイツでは、2020年3月から5月にロックダウンと休校期間があり、その後は多少の規制はありつつも、日時生活が戻っていました。しかし、10月からまた徐々に感染者が増え、最初にレストランがテイクアウトのみになりました。その後、スーパー、薬局とホームセンター以外は閉店になりましたが、学校は開いていました。それは、春の休校期間が子どもたちと保護者にとって、たいへんな期間であったため、学校の休校はなるべく避けようという政府の考えでした。最後まで開いていた学校も12月中旬から暫定2か月間の休校が決まりました。ただ1回目のロックダウンのときよりは、オンライン授業や先生とのメールのやり取りなど、パソコンを使った学習に子どもたちと先生が慣れてきています。飲食店やデパート、動物園などもすべて閉まっているので、どこにも行けません。プライベートの集まりも、自分の家族以外にほかの世帯の一人とのみ会うことが許されています。必然的に、家族とすごす時間が増えてきました。最初はつまらなそうにしていた子どもたちですが、今ではその生活にも慣れて、ドイツの長い冬をゆっくりとすごしています。普段できないようなこと、部屋の整理や読書、音楽を聴いたり、散歩を楽しんだり、できることは意外とたくさんあります。周りでは、ペットを飼いはじめる家庭も増え、我が家にも縁あって子猫がやってきました。制限が多くて、今後どうなるかもわからない毎日のなか、近くにある幸せをたいせつにしたいと思います。」


筆者紹介 : 小松 芳郎

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