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あの大震災から、もう少しで3年が経とうとしています。現在は余震もほとんど無く、以前と同じような日常生活を送っていますが、東南海トラフの大地震の不安が高まっています。防災グッズや食料品の備蓄などは、マスコミで様々取り上げられていますので、私はもっと細やかな、気がついたことを、二、三記そうと思います。
まず、最初の大きな揺れが来た時に、胆を据えて下さい。決して、肝を潰さないで‼信州女は強いのですよ。
次に、マスコミの説などとは異なりますが、家がまあまあ無事なら、なるべく家に戻り、ご近所で助け合うのも選択肢としては、ありです。保存食や冷蔵庫の物を出し合って、コンロのある人はコンロ、水のある人は水などみんなで持ち寄れば、震災時とは思えない、美味しく温い食事も出来ますよ。
水...水はとても大切です。常日頃から、ご近所に湧き水や井戸のある所をチェックしておくのも良いと思います。私も、給水車が来てくれるまで、かなりタイムラグがありましたが、水質検査に合格した湧き水が近くにあり、助かりました。ただ、運搬に要する力は想像を絶します。灯油の一斗缶を200メートルの登り下りのある道を、余震の揺れの中運ぶ毎日は大変でした。給水車が来ても、そこから自宅まで、それもエレベーターが止まった上階までは、女性ではまず無理です。遠慮せずに、若い男性に助けてもらいましょう。通りすがりの方でも、快く引き受けてくださいますよ。
そうこうしているうちに、お店がチラホラ開き出し、大行列です。待ち時間の情報交換も大切ですが、その時必要なものは、小銭です。一万円札、五千円札は敬遠されます。小銭を毎日少しずつ貯めておくと良いでしょう。
最後にもう一つ、細切れでもいいので、眠って下さい。夜、暗い中余震が続くとあまり眠れません。明るいと揺れても逃げられるような気がします。決して悲観的にならず、みんなと仲良く、それでも結構必死に毎日を過ごしたら、行く手は、はるかでも望めると思います。
しつこいようでも、もう一度、蜻蛉女子は強い‼耐えることも忍ぶことも、工夫することも応用することも出来ます。慎重、だけど大胆な働き者でもあります。
深志おなごに、さかえあれ!!
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