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深志生も、その半分近くを女子生徒が占めるようになりました。生徒会長や応援団長を女子生徒が務める年もあり、かつて「男子校」だった深志は、今や男女を問わず力量の高い生徒が集まっているといえるでしょう。
深志第2回卒業生名簿には、初めての6名の女性の名前があります。昭和23年に新3年生への編入試験に合格し、深志での1年間を過ごしたのです。故影山裕子氏は、この編入試験に合格した時「一年後に東大へはいったときより、余程嬉しかった」といいます。
当時の女生徒について『深志90年史』よりご紹介します。
『ちやほやされてクイーン的存在に成り上がるなどと言うけれん味は全くなく、求知向学の一念に燃え盛っていたA級的存在であった彼女等は、もっぱら勉学と言う生徒本来の仕事の面で強く男生徒と結びつき質問し質問され、常にすっきりした態度で同僚に接し、男生徒もまた同僚としての好意を以って彼女らに当たり、自然にフリー、オープンな美しい雰囲気が出来上がっていた』
深志は、「男女」といった小さなこだわりを捨て「フリーでオープンな美しい雰囲気」を保っていきたいものです。それが、深志のアイデンティティを守るということでしょう。
「蜻蛉乙女(あきつおとめ)」は、深志同窓会女子会としての活動を開始いたします。それは、男性に対抗するものではなく、かつての「6名」が深志の中で、ごく自然にとけこみ、互いに切磋琢磨した学園生活を尊重し、その延長である同窓会活動につなげていくためのものです。
このホームページが、深志のアイデンティティを守り、全世界にいる深志生のプラットホームになることを願っています。皆様、ぜひ度々のアクセスをくださいますようお願いいたします。
このほか、世界各国の会員からの「声」や「近況報告」の掲載やメールマガジンの発信、周年事業での『蜻蛉乙女ブランド』制作などの活動を企画準備中です。
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