【第221号】ジェネレーション

 衆議院選挙選挙が終わり、女性議員の割合、若者政治参加について話題になっている。別の意味で話題になっている渋沢栄一が生きた時代の事を考えてみると、当時活躍した多くの著名人は若かった。明治政府が発足した1867年当時、渋沢栄一は30歳手前だった。もちろん、皆年を取るので若いままでいられないが、当時の人々のエネルギーは類まれであったと常々思っていた。
 政治の世界は別として、将棋界では藤井四冠の話題で大いに盛り上がっている。四冠の偉業は6人目だそうだ。何と19歳3ヶ月だそうだ。若者パワーも捨てたもんではない。具体的には知らないだけで、20代30代で活躍しているベンチャー企業の創業者がたくさんいるのだろ。かつて、ジェネレーション諭を少しかじったことがあるが、老年期や壮年期の人々が主導する社会は変化が乏しく、青年期の人々が活躍する社会は躍動感に満ちているという考えがあった。どちらが良いかは一概には言えないが、変化が大きな時代にあって若者の活躍を大いに期待したい。
 先ごろ亡くなられた内橋克人氏の言葉に頂点同調主義がある。現代社会における警鐘として心に留めおきたい言葉だ。違うと思うことは違うと言う勇気を忘れたくないものだ。改めて考えて変なことはたくさんある。自然現象、人権問題、多文化共生、教育を取り巻く問題などなど身近なところに問題が散見される。時間的に余裕がある今日この頃、そんなことを考えるのもいいかと思う。

筆者紹介:水野好清

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