【第55号】深志現役生の話を聞いて

松本市で11月10日に第4回平和首長会議国内加盟都市会議(広島、長崎両市など主催)が、ホテルブエナビスタで開催された。全国から100を超える市区町村の代表が集まり、核兵器廃絶に向けて意見交換したり交流を深める会議である。

午後4時から6時まで、松本市主催の「松本からの平和のメッセージ」があった。私も参加し、「残し伝えたい松本の戦争の記録」という講演をした。

そのあとで、小学生による平和の詩の朗読、中学生による平和学習の発表に続き、広島平和式典参加者による感想発表があった。平成23年度参加者として、深志高校2年生の男子生徒が発表した。中学2年生の時に参加しての話であったが、被爆者の話を聞き、その後の3年間、友人たちと話し、問題提起をしてきているとのことだった。

高校生による平和の取り組みの発表では、深志高校のベルゼミと、松商学園放送部が発表した。

「世界史や時事問題を学ぶ松本深志高の自主学習会「ベルゼミ」(6人)のゼミ長は、集団的自衛権の行使を容認するといった日本の政治状況などに触れ『平和を支えてきた根幹がいま、変えられようとしている』と指摘。『二度と戦争を繰り返さない決意を、国民全員でもう一度共有すべきだ』と会場に訴えた」。11日の『信濃毎日新聞』の記事「戦争体験・時事問題 学んだ成果」の一部だ。8日の信毎も、「発表内容について話し合う松本深志高の生徒たち」の写真が載った。

11月18日の信毎には「松本深志高 県予選2連覇 科学の甲子園 全国へ『知識蓄えたい』」との見出しで、来年3月の第4回科学の甲子園全国大会への出場を報じた。1チーム6人で、県予選には12校から24チーム参加のなかでの快挙だ。

話しを聞いたり、新聞記事などで深志高校の現役生の活動の様子を知るのもまたうれしいものだ。

筆者紹介 : 小松 芳郎

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