【第32号】在校生支援

深志教育会館はどうやったら利用できるの?外部の方の問い合わせではなく、実は在校生が抱いている素朴な疑問なのである。母校生徒会が教育会館について行ったアンケートの結果から、若い後輩たちの生の声が聞こえてきた。

回答した生徒の約8割が、尚学塾の特別講義などで会館を使ったことがある、と答えた。

音楽系クラブは部活での会館利用を希望する。吹奏楽部は「縮小とんぼ祭やコンクール前の練習場に使用したい」と要望し、音楽部は「学校で音出しできないときに使いたい」と訴える。自習室として利用したい、との声も強く、「活動内容に口を出さないでほしい」など、いかにも深志生らしい意見が聞かれた。

総額約1億5千万円の寄付で建設された蜻蛉群像のよりどころである。「次代を担う後輩たちが学習の場として活用できるように」との趣旨に呼応した。使いたい側の率直な思いに対し、管理する側にはそれなりの事情があるらしい。

ここは在校生の気持ちを受け止めてみたい。利用方法は明文化されているのだろうか。指定管理者制度を導入してはどうか。

建物は風が通らないと劣化が早い。美ケ原の森深くたたずむ百年館の冬を思う。

筆者紹介 : 伊藤 芳郎

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