140周年記念文化事業
「深志が深志たる所以。」
北原 幸男(きたはら・ゆきお)氏
指揮を尾髙忠明、秋山和慶、小澤征爾、C.プジャーヌ、W.ピーチニクの各氏に師事。桐朋学園大学卒業後、NHK交響楽団指揮研究員に就任。その後、タングルウッド音楽祭において小澤征爾、レナード・バーンスタインの指導を受けた。1985年インスブルック・チロル歌劇場(オーストリア)専属指揮者に就任。1992年アーヘン私立歌劇場(ドイツ)及び同管弦楽団の常任指揮者に就任。1993年同歌劇場音楽総監督就任。2003年武蔵野音楽大学講師に就任し、助教授を経て、2007年教授就任。2008年宮内庁式部職楽部指揮者に就任し、宮中晩餐会や皇室を迎えての洋楽演奏会の演奏を行っている。
オーケストラステージではチャイコフスキー作曲「交響曲第5番ホ短調 作品64」を、音楽部定番の「混弦」ステージではハイドン作曲の「オラトリオ 天地創造」(抜粋)を4人のソリストをお迎えしてお送りします。
バリトンは東京藝術大学卒業・同大学院修了、その後シュトゥットガルト音楽大学を修了し、帰国後日本全国で活躍を続ける志音会のエース太田直樹氏(31回・二期会会員)、アルトは東京芸術大学で学んだ後、東京と長野を中心に活躍し、志音会の合唱指導もして頂いているたぐちたみ氏(39回)です。
また、ソプラノ並びにテノールには国立音楽大学卒業・同大学院修了・二期会会員で若手注目株の鈴木愛美氏・与儀巧氏をお迎えします。
「志音会」は音楽部OBと現役生を中心に、吹奏楽部のOBなども加わった、深志高校音楽部の特徴を継承した、オーケストラと合唱からなる団体です。15歳から80歳までの幅広い年齢層からなり、母校120周年記念の「第九演奏会」以降、ほぼ2年に1回の割合で全体の演奏会を開催し、ここ数年はその合間の年にオーケストラの単独演奏会を開催するなど、活発に活動しています。
左写真:2015年3月29日 志音会第13回演奏会(photo:細萱博信・19回)
プレイガイド : キッセイ文化ホール / クレモナ / 音楽社 / ミュージックプラザオグチ / 井上プレイガイド
昭和23(1948)年、松本深志高校に初めての女子生徒6人が入学してから70年近く。今年度の在学生1.007人中、女子生徒は45%の451人。卒業後も各方面に活躍の場を広げています。
今回は、サッカー日本代表を中心に世界中を駆け回って取材しているフリーのサッカーライター・元川悦子さんをお招きして、アナウンサーとして活躍中の野尻英恵さんの司会でお話を伺います。
元川 悦子(もとかわ・えつこ)氏(38回)
1967年生まれ。千葉大学卒業後、夕刊紙記者などを経て94年からフリーのサッカーライターに。Jリーグ、日本代表、海外まで幅広くフォロー。足で稼ぐ取材がモットーで、ワールドカップは2014年ブラジル大会まで6回連続で現地取材。近著に「勝利の街に響け凱歌、松本山雅という奇跡のクラブ」(汐文社)。
テレビアナウンサー
野尻 英恵(のじり・はなえ)氏(61回)
1990年生まれ。国際基督教大学卒業後、福島中央テレビ入社。現在、夕方情報ワイド番組「ゴジてれChu!」で、スタジオMCや中継などを担当。