深志同窓会へ
同窓会長あいさつ
140周年を迎えて
同窓会長 井上 保 (13回)


深志同窓会長  明治九年(一八七六)、初めて第十七番中学変則学校が開智学校内に創設されました。これが本校の前身であり、以来今年で百四十年になります。このあゆみは、そのまま長野県中等教育の歴史そのものでもあり、深志高校は、長い歴史を持つ全国でも数少ない高等学校です。
 本年十月十五日に記念式典を開催しますが、記念事業実行委員会では、演奏会、講演会、美術展、資料展などの催し、出版、映像、名簿などの編集・発行、記念グッズの販売など、多彩な記念事業を予定しています。その事業のために、募金をお願いしてきていますが、さらなるご協力をお願いします。
 現役生のために私たち同窓生は何ができるかということを常に基本として、同窓会のありかたを考えながら事業をすすめています。この百四十年という節目を迎えた本年は、生徒会と同窓会とのコミュニケーションを大事にしながら、後輩の皆さんたちへ繋げていく、伝えていくことを特に大切に考えていきます。
 十年前の百三十周年記念に建設された深志教育会館を、もっともっと利用してもらえるように、多くの人が参加しやすいように活動していけたらと思います。また、同窓会も、若い会員の皆さんとの関わりが不足しがちですが、総会や委員会、各支部の活動などさまざまな機会をとらえてコミュニケーションをはかりながら、若い皆さんたちの参加を願っています。
 歴史の重みを誇りとし、明るい展望をもって、松本深志高校の飛躍充実のため、全力を傾けて取り組もうと思います。
 百四十周年を迎えた本年、伝統ある歴史を見つめ、原点にかえって思いを新たにし、そしてこれから十年先の百五十年にむけて、何を伝えていくのか、どのように繋げていくのか、同窓会の皆様と考えながら、進んでいきましょう。
 この節目の年を契機にして、わが同窓会の活動が多岐にわたってますます活発になることを期待し、会員の皆様方の積極的なご参加、ご支援、ご協力をお願いいたします。


創立140周年記念事業では、以下の様々な事業を予定しております。
(タイトルをクリックすると、詳細ページへリンクします)

  10月1日(土) 13:30~15:00 松本深志高校 講堂

  10月13日(木)~16日(日) 松本市美術館

  10月14日(金) 穂高カントリークラブ

  10月15日(土) 11:00~ 松本深志高校 大体育館

  10月15日(土) 12:00~ 松本深志高校 講堂、小体育館

  10月15日(土)・16日(日) 深志教育会館

  10月23日(日) 14:00開演 キッセイ文化ホール(大ホール)


創立140周年記念事業広報誌作成

  1月 同窓会報に同封して送付

  3月 購入予約申込書送付

  3月 調査用紙送付・予約開始

  12月予定


140周年のロゴマークについて

2015年に同窓生及び在校生より応募を募り、深志55回卒の下枝弘樹さんによるデザインに決定しました。
140thの文字をデフォルメし、トンボが枝にとまり、羽を休め、次なる未来を見据えている様子を表現しています。